ニュースにみる 原野商法にご注意!

公開日:  最終更新日:2014/05/23

原野商法の二次被害急増 土地処分もちかけ 2013/8/3 9:54 日経新聞配信

原野商法って知ってますか?

● 原野商法とは 原野商法とは、 価値のない山奥の土地(原野など)を、 「別荘を建てませんか?」 などと言って、高額な価格で売りつけたりする商法です。

実際は、建物が建てれない地域だった…価値のない土地だった…など、被害となってしまいます。 けっこう以前に流行った古典的な悪質商法の手口ですが、最近、また全国的に流行っているようですね。

福岡では、2年ほど前に流行りました。

2年ほど前の福岡でのケースでは、 「家庭菜園に適切!」 「以前、騙されてしまった土地を買い戻してあげますよ!そのためには新しい土地を買ってもらう必要があります…」 などと言って、とても菜園なんてできるような土地じゃないものを、購入させる…。 なんていう手口でした。

以前に被害にあってしまった方に対して、 悪質な業者が再び営業を仕掛けてきて、 また被害にあってしまう…、 ということは、原野商法に限らず、リフォーム詐欺なんかでも見られる傾向です。   以前、そのような悪質な営業をする業者に勤めていた人が、 被害にあった方の名簿などをもとに新たな会社を立ち上げて、 同じような手口を使うといったこともあるようです。   近年では、高齢者の方だけで暮らしているご家庭なども多くありますが、 そのような方々をターゲットに営業を仕掛けてくる場合も多くあるようですので、注意が必要ですね。

 

● 不当な契約は、契約の取り消しができる場合もあります! これまでも何度かご紹介してきましたが、不当な契約には、契約の取り消し(消費者契約法など)などができる場合があります。 泣き寝入りをせずに行動を起こすことが必要です。 こちらをご参考に 悪質商法に関する情報はこちら http://oikawa-office.com/consumers.html   成年後見に関する情報はこちら http://oikawa-office.com/guardian.html

 

● 高齢者の方々の身の回りの方々の気づきを! 原野商法に限らず、訪問販売などでの悪質商法の被害から身を守るには、 やっぱり、周囲の方々の「気づき」が一番のように思います。 日頃からコミュニケーションをとり、多くの人々が関わることで(身内の方々や介護に関わる人、地域の方など)、 悪質な業者からの勧誘の予防にもなりますし、 もし被害に引っかかってしまった場合には、迅速な被害の救済につながることになると思います。

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