ニュースにみる これは現代のニセ牛缶事件!?

公開日:  最終更新日:2014/05/23

最近、ホテルの偽装問題がいろいろとニュースになっていますが…。

消費者事件の歴史をひも解くと、「ニセ牛缶事件」というのがあります。

昭和35年ころのことですが、 牛肉を使った缶詰かのように装った商品が実はクジラの肉だった…という事件ですね。

当時は、牛肉と装って違う肉(クジラ、馬肉)を使用することが、 なかば慣習となっていたなんていう時代背景もあるようですが、 この事件を契機に「景品表示法」などの法律が整備されるに至ったとのこと。

※なぜこんなことを知ってるかというと、

司法書士相手の研修会で、

「消費者事件の歴史」と題して、ニセ牛缶事件のことを講義したことがあるんですが、 ダダすべったもんで、悔しくて覚えているんです。

 

それはさておき、 今回のようなことがあると、その企業のブランドイメージなどは、 大きく損なうことになります。

そのようなリスクを抱え込まないという観点からも、 企業のコンプライアンスというのは、極めて重要なはずなんですが…。

僕ら、個人個人の消費者も、

ちゃんとした知識をもってチェックしなければなりませんね。 (もちろん、ちゃんとした企業をしっかりと評価していくことも。)

そうすることで、 まっとうな商売をしている企業を消費者が育てていく、 という側面もあるんじゃないかと思うんです。

今回のようなこと(もっと言えば、表示の偽装などの問題に留まらず、いろんな消費者被害)が起きないようするには、 どうしたらいいか…なんてことは、もちろん、僕にはわかりません。

いろんな制度を作ったりして、社会のシステムを変えてみるということも、大事なんだろうと思いますが、 僕ら一般人にはなかなか、実感として得られるものではなかったりすることも。

そんなことよりも、今回のようなニュースを見たときに、 一人一人が「ちょっとだけ考えてみる」と、何かがほんの少しだけでも変わるかもしれません。 意外にそうやって出てきたものの方が、大きな力になるような気がします。

 

 

P.S. 全く話が変わるようですが、 「ブラッドダイヤモンド」って映画をご存知ですか?

光り輝く「ダイヤモンド」ですが、ダイヤモンドの採掘現場では何が起きているのか… ということを描いた映画です。 映画の内容は、書きませんが、「ちょっと考えてみた」映画でした。

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“ニュースにみる これは現代のニセ牛缶事件!?” への2件のフィードバック

  1. カワゾエ ナオミ より:

    はじめまして
    偽牛缶事件は消費者運動の始まりですよね。懐かしい!
    飲食店の料理の食品偽装は原産国や産地表示が義務付けられていないため、簡単に偽装できますよね。ひとえに経営者の誠実さにかかります。
    いろいろなホテルで鹿児島産黒毛和牛とか、伊勢海老祭りなどと開催されますが、そんなに商品があるのかな?(イべリコ豚も・・)と考えてみる消費者力が必要ですね。
    大学生の時娘がバイトしていた先の飲食店(さくら屋)はよい素材を使っていて、お酒類も良い物をそろえ正直に経営していたら、つぶれてしまったと。その時の板前さんは今はドイツに行って日本料理店に勤めていると話してくれました。
    正直者が損をして、ごまかすものが流行る。
    安くてうまいものを食べたいなら偽物を!
    産地などに振り回されず、自分の舌と正当な価格の料理を選ぶべきですよね。

  2. おいかわしゅうへい より:

    カワゾエさん、コメントありがとうございます。
    僕がブログやってるの、ばれちゃってたんですね…。
     
    このブログで紹介したステーキハウスigarasiさんは、商品の安全管理などの話をお聞きしたことがありますが、なかなかの徹底ぶりでしたよ。
    こういうマジメなお店を僕ら消費者が評価してあげないといけませんよね。
    そういう消費者側の姿勢が世の中に浸透していくと、食を提供する業界の雰囲気も変わってくるかもしれません。
     
    産地偽装にとどまらず、例えば、遺伝子組み換え品などを知らず知らずに食していた…なんてことになるとシャレになりませんし。
    ※遺伝子組み換え品の安全性の問題はさておき、僕らがどちらがいいかを「選択」できないといけませんからね。

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