映画をみる ロッキー・ザ・ファイナル
現役を引退してイタリアンレストランを経営しているロッキー。
エイドリアンはすでに亡くなっている。
子供は、もう青年へと成長し、会社勤めをしているんですが、 偉大なる父の陰に悩み、それが原因で、親子の関係がギクシャクしている。
そんななか、現役のヘビー級チャンピオンとロッキーとのエキシビションマッチの話が舞い込み… というストーリーです。
実は、映画館に観にいきました。
お約束の展開ではあるんですが、ストーリー自体はすごく丁寧に作られているし、 だんだん、若くはなくなってきて、 新しいことにチャレンジすることが億劫になってきている年代の僕には、 感じるものがある映画でした。
無名時代に『ロッキー』を書いて、トップスターに上り詰めたスタローンですが、 この『ロッキー・ザ・ファイナル』を見ていると、作品をすごく大事にしているんだなということが、 ひしひしと伝わってくるようです。
人の作り出した作品を批判するのは、簡単なことですが、 どんな些細なものであっても「一から何かを作り出す」ということがどれほどしんどい作業か…。
なんてことも考えた映画でした。